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KORYU QUEST 始まりの章

 

ゲームは人生。

そう思っていた時期が僕にはあった。

無課金状態の僕。

僕が幼稚園の頃から
いつもそばにはゲームがあった。

GB、スーパーファミコン、
任天堂64、ワンダースワン、
GBA、PS2、ゲームキューブ、
PSP、PS3、PC…

中でも思い出深いのは
ゲームボーイアドバンス。

 

・・・

僕は親戚が寺の人だ。
龍谷会という
大谷本廟で行う行事がある。

参加するのを嫌がる僕に、
父がこう言った。

参加したら
ゲームボーイアドバンス
買ってあげるよ。

 

伝統行事も悪くない。

 

・・・

 

小学校4年のときだったと思う。
兄に
Windows Messanger
というものを教わった。

要するにチャットツールなのだけど、
「声を出さないで
コミュニケーションが取れる」
というのが楽しく、
兄と同じ家の中で
チャットで話しをするようになった。

次第に兄だけでなく
色々な人と
チャットをするようになった。

小学校にはいない、
画面の向こうの色々な人たちだ。

チャットをしていくうちに
キーボードを見ないで
文字を打てるようになった。
ブラインドタッチを覚えた。
僕のレベルが上がった。

「色々な人たち」は
経験値の足りなかった僕の
口の悪さをビシバシ注意した。
敬語を習得した。
僕のレベルが上がった。

そのうち、チャットの場は
ゲームになった。

PSPやPCは
オンライン対戦や
協力プレイができた。

CPUじゃない、
人間を相手にしていることが
すごく新鮮だった。

こんなにたくさんの人が
同じ時間に
どこかで一緒に
ゲームしてると考えると
おもしろくて仕方がなかった。
現実とは違う世界があった。

 

・・・

 

中学2年。
走ってる車にエアガンを打ったり
警察官を挑発して逃げたり
etc…

いま考えると
なぜそんなことをしていたのか
わからないけど

家庭訪問されたり、
怒られたりするたびに
どんどんHPが減っていく
毎日だった。

現実世界にいるより
ゲーム世界にいるほうが
HPが減らず
楽しいんじゃないかと思った。

そんなことを考えているうち、
学校に行く回数が減り、
友達と遊ぶ回数を減らし、
ゲーム世界に没頭する
日々が始まった。

ハンドルネーム:MUTA
ゲーム世界での新生活
僕はMutaになった。

 

・・・

 

ゲームで知り合った人たちと
ご飯に行き、
たまに開かれるイベントに行き
僕はゲームの世界で生きていた。

その中でもFPSというゲームが
主戦場だった。

ゲームが何よりも
本気になれる場だった。
日本代表チームに勝ったこともある。

仲間と
喧嘩して泣いたこともある。

本気で
日本一になりたいと思っていた。
(チーム最高位は日本6位。)

FPS(First Person shooter) 要するにシューティングゲーム。

しかし

当時高校生だった僕に、
定期テスト
という敵が立ちはだかった。

大会の日程がことごとくテストと被り
その度にゲームをやめさせられ
大会にそもそも全然出れなかった。

 

・・・

 

次第に
日本代表になるという
モチベーションが消えていき
うまくなる為の努力をやめた。

高校卒業して1年間
ニートゲーマーは続けたが
ついに
ゲーム自体に夢中になれなくなった。

僕のゲーム人生が終わり、
Mutaは死んだ。

ゲームをやめた僕には
何にも残っていなかった。

夢中になれる事なら
上位に上り詰められる事は
ゲームで知っていた。
他の夢中になれる事ないか
僕のRPGが始まった。

人に紹介された仕事を
とにかくやってみる日々。
マリオと同じ配管工。
土管にもぐり続ける日々。

駅等で疲れた顔してる社会人を見ると
仕事ってつまんなさそうだな
と思っていたけれど
やってみると意外とおもしろかった。

ゲームみたいに
敵を倒すじゃないけど
課題をクリアして
経験値を貯めると

自分が
レベルアップしていく
感覚があった。

その感覚がとても懐かしく
ゲームにハマった時と
同じ感覚を味わった。

 

・・・

 

もしかしたら
まだ見ぬもっと夢中になれるものが
あるのかもしれない。

DMMアカデミーに
入ったのはそのためだ。
実際にやってみないと
わからない事ばかり。

 

つづく。

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