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僕が秘境でしいたけに出会い、引きこもりを脱却するまで

はじめに

こんにちは、DMMアカデミーのしいたけ研究家&採用担当の小野です。

これまで神奈川→栃木→東京→兵庫→奈良→大阪→東京と環境の変化が多い人生でした。
東から西へ、西から東へ、イントネーションの違いは今でも戸惑います。

そんな中、環境に慣れることができず中学校を2ヶ月しか行けなかった僕は、秘境でしいたけと出会いました。

不登校の引きこもり

中学1年生のとき僕は不登校になりました。

理由は
「社会の正解」と「両親の価値観」に縛られながらの日々と、
「薄い人間関係」しか作れず、どこか寂しい毎日に息苦しくなったからです。
(当時はこんな客観的に捉えられてはいませんでしたが)

「集団行動を大切にして、教室で勉強する」

こんな学校教育にずっと窮屈さを感じていました
そんなわけもあって、学校生活は当然楽しいはずもなく・・・

部活をサボり始め、次第に塾をサボり、遂には、学校に行かなくなりました。

親が自分のことを考えてくれているのは、感じていました。
しかし、学校には行けず、親からの期待に応えられていない自分が情けなく感じていました。

一度学校へいかなくなるともう行きにくくなり、友達とも話しづらくなり、なにより寂しかったです。

「自分は社会の最底辺だ、変なんだ、人と関わる事もまともに出来ない、もっとちゃんと生きたいけどしんどい」

と思っていました。

この時期は日々何のために生きている分からないままひたすら苦しい思いを抱えていました。

修業

そして不登校が続き・・・中学2年生のある日。両親に山奥に連れていかれました。

そこには、自立支援のための施設がありました。

とても山奥。雪が降ると綺麗でした。

もちろん僕は当時の全力で抵抗しましたが、所詮13歳の全力です。
大人の力には敵わず、3人がかりで無理やり連行されました。笑

施設に、着くや否や、施設の人が「両親には帰ってもらおうか」と一言。

その日から突然、親と離れた寮生活が始まりました。

鹿や猪や狐がいる秘境のような山奥にある施設。

慣れない土木作業や、知らないメンバーとのコミュニケーション、
当時の甘ったれた僕には本当に辛い環境でした。

自分の無力さが悔しくて、しんどくて、逃げたくなることが何度もありました。

ただ、逃げる勇気すらも無かったのが自分でした。

原木椎茸栽培

施設での生活と並行して、2山となりの山のしいたけ園で働いていました。

しいたけ園で働く自分

突然ですが、しいたけは大きく分けて2種類あるのは知っていますか?

菌床しいたけと原木しいたけの2つがあり、菌床しいたけは一般的にはおがくずと栄養剤としいたけ菌を混ぜて数ヶ月くらいハウスで栽培して出てきたものを収穫するというものですが、原木しいたけは本物の木を切ったものにドリルで穴を空けそこにしいたけ菌を埋め込み、そこから..(略

話すと長くなるので詳しくは省略しますが、

原木しいたけは一般的に流通している菌床しいたけよりも、はるかに時間をかけて栽培をされ、
味も食感も違う。さらに変な臭みもなく、むしろ香ばしい。

しいたけ嫌いだった自分でも食べれるほどに美味しく、あまりの美味しさにしいたけを好きになってしまうほどでした。笑

しいたけが上手く出来なければ、お金は入らない。
木の仕入れなどでお金がたくさんかかる分、売れなかったら大赤字。

しいたけを通して、仕事に対する責任と心構えを学びました。

また、5連ドリルやフォークリフトやチェーンソーやクレーン車などと仲良くしながら仕事をしていたので、このときが一番筋肉(しいたけ筋)が付いていました。

その影響もあってか、基礎体温が上がり平熱が37度になりました。
このおかげで「まさき君って温泉みたい」と褒められること(?)が多いです。

引きこもりからの脱却

自分の要領の悪さや弱さを痛感しながらも、精一杯、活動していくにつれ、少しずつ自分が変わっていきました。

「すぐにキレて暴れる人」「非行少年」「ニート」などさまざまな寮生たちと関わることで、自分を知っていきました。

あれだけ怖かったスタッフさんや寮生たちも、気付いたら大切な仲間になっていました。

特殊な環境で、人として社会で生きていく最低限の物を学びました。

特に最初の一歩を踏み出す大切さと世の中は不条理といった修業を通して学んだこの2つはとても大切だと実感しています。

辛いことはたくさんあり、もちろん理不尽な事もありました。

ただ、そんな環境だからこそ自分は更生することが出来たと思っています。
これも多くの人に助けていただいたおかげです。
今はこの一連の出来事全てに感謝でいっぱいです

最後に

今、つらい思いをしていたり、引きこもっていて一歩踏み出したいけど踏み出せなくて寂しい思いをしているあなた。

行動して「知る」ことをしていかないと何も変わらないです。
ただ、その最初の一歩を一人ではなかなか踏み出せないことも分かります。

踏み出したいけど、勇気が出ない。どうしたら良いかわからない。

そんな方は是非僕に連絡をください。
僕が多くの人に助けてもらったように出来る限りあなたの力になりたいと思っています。

最近Twitterを作りました。
連絡はここからお願いします。

@MasakiOnoHungry

今はDMM ACADEMYの設計や採用に携わらせて頂いています。

こんな僕ですが、よろしくお願いします。

(また要望があれば山を出た後の経験も書きます)

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2 comments on “僕が秘境でしいたけに出会い、引きこもりを脱却するまで

  1. 北村 典子

    是非、山をでた後の事も聞きたいです。

    私も身体が不自由なので、周りに気を使い外に出るのが億劫です。

    でも今それを克服しようと初めに障害の事を正直にはなして、輪の中に入る勇気をと。努力しています。
    良いお話ありがとうございました。

    • ono-masaki

      ありがとうございます。
      自分に何かコンプレックスや障害があると、一歩踏み出すハードルがとても上がりますよね..

      微力ながら応援しています。
      お互い頑張りましょう。

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