POST TOP ヒッチハイカー兼ライダー

まだ見ぬ世界を待ちわびて

“人間は体験を通してのみ本当の感動を知る”

 

「楽しそう!いいなー」

「私も学生の時にやっておけばよかった」

 

僕がヒッチハイクで旅をしているときによく聞いた言葉だ。

大半の人は経験したことのないこの特異物に興味を示す。

 

「ならやればいいのに・・・」

いつもそう思う。

だが、実際は何か理由をつけてやらない。

 

人生の豊かさとは、お金や人脈の多さではなく、“感動”の多さだと僕は思っている。(もちろんお金や人脈はそれに繋がる)

そして、本当の感動とは一部分の切り取りではなく、初めから終りまでのプロセスを通じてのみ得られると思っている。

幅広い価値観を知り、様々な実践の場を通して視野を広げ、さらなる体験をするために僕はここにいる。

 


僕のこれまで

 

名は櫻井拓也。

生まれは石巻、育ちは仙台。

母校は仙台第一高等学校。

校訓は自重献身(自重以テ己ヲ律シ 献身以テ公ニ奉ズ)、自発能動。

校則は「トイレットペーパーを無断で持って行ってはいけない」と「廊下を下駄で歩いてはいけない」の2つのみ。制服も職員室も上履きもない。ただひたすらに自由。僕はよく授業中にアイスを食べていた。そのくらい自由。

こんな環境の中で僕が注力したのはバンドだった。

メンバーで曲を作り、CDを出し、数百人を相手にしたライブ、まさに“感動”で溢れた青春だった。

後ろの暗幕と同化してるドラマーが僕です。

卒業後、苦悩に満ちた浪人生活を経て茨城大学工学部へ。

この大学に行った理由はセンター試験でしくじったため。いわゆる学歴コンプ。

だが、ここに入ってよかった。なぜなら、僕の世界観を広げてくれたバイク乗りと出会えたから。

彼との繋がりはもともと音楽であったが、仲良くなるにつれ旅という新たな“感動”を与えてくれた。

 

これを機にお金のない僕は1人でヒッチハイク旅をするようになる。

基本的に持ち物は1000円札1枚と寝袋、スケッチブック、ペンのみ。

旅ごとに目的とする場所はあるが、いつどこへ行き、誰と出会い、本当に帰れるのかすらわからない。

 

こんな状況にただひたすらワクワクした。(何度か死にかけたが笑)

偏差値2というあだ名がつく

ご当地のご飯を奢ってもらうこともあれば、わざわざ遠回りして僕が望む場所に連れて行ってもらうこともあった。

その時言われた言葉がある。

「今あなたは恩を受け取った。次はあなたがその恩を誰かに廻してほしい。それは私じゃなくていい。そうやって廻っていく世の中が私は素敵だと思うから。」

素直に感動した。あったけぇ…。確かに素敵な世界だ!

群馬の榛名湖。その後、野宿が待ち受けていることをこの時の僕は知らない。

旅の途中で言われて印象に残っている言葉がもう一つある。

「今まで少しでも空間を共にした人とは心のどこかで必ず繋がっている。その繋がりの多さが人生をきっと豊かにしてくれる。」

スピリチュアルチックだが僕はこの言葉が好きだ。

 

今までに乗せていただいた車は100台以上。免許取って3日目の方から、キャバ嬢やヤクザの方にまで乗せていただいた。今でも関係が深く僕が師匠と拝んでる人にも出会えた。

他にもたくさん心に残る言葉をいただいた。

旅のスケッチブックは六冊目に突入した。

 

そういった言葉や様々な人々、雄大な自然と出会い、『それぞれの場所(物理的にも立場的にも)で生きている人々の“感動”を共有できる何かを作りたい。それを通じて自分もさらなる感動を味わいたい。』これが僕の夢の一つとなった。

それが空間なのかITなのか、はたまた別のものなのかそれはなんでもいい。

 


人生とは・・・

 

そもそも、人生とは僕にとって旅みたいなものだ。

 

これまで、自分の心の動くままにとにかく行動した。

だが、特出したものは特にない。

そのため、DMMアカデミーも最終面接まで進んだものの、どうすればそれを突破できるかわからなかった。

その時唯一持っていたものが「なるようになる。ならなければその道に行くべきではないのだ。」というある種、天に委ねるような気持ち。

この気持ちが元で、僕は最終面接をヒッチハイクで受けに行くことを決意した。

間に合う自信はなぜかあった。しかし、時間通りつかない可能性ももちろんあった。

 

それが結果に響いたかどうかわからない。
だが、今僕はここにいる。きっと何か縁があるのだろう。

 

寄り道したっていい
回り道したっていい

人生は何が正解かわからないし、むしろ全部正解かもしれない。
なんでもいいんじゃないかな。自分が納得できれば。

 

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

0 comments on “まだ見ぬ世界を待ちわびて

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。