ご無沙汰していました。DMMアカデミーの木下です。
ちょっとフィリピンに行っていたのですが、しれっと戻ってきました。
フィリピン行きの経緯についてはこちら
実は今回でフィリピン行ったの3回目なんです。
自分、フィリピン大好きなんです。
向こうで行った活動については、おいおい報告させていただくとして
今回はちょっと僕のフィリピン愛を書きたいと思います。
おい、乗ってくか。
街中を歩いていると、よく聞く言葉です。
フィリピンでの主な移動手段はジプニーと呼ばれるバス、タクシー、バイク。

よくバイクのおっちゃんが声をかけてきます。
そこで、ここに行きたい、それじゃあ幾らで。と交渉をして出発。
そして、目的地に向かっていくじゃないですか。
彼ら、急に止まるんですよね。そして、道端にいる人と話し始めるんです。
世間話でもしてたのかな、と思って「何話してたんだ?」て聞くじゃないですか。
彼らこう言うんです。
「道聞いてたんだよ。ハハ。」
いや、知らんかったんかい!!!
さっきあんなに自信満々に親指立ててたじゃないかあなた。
オッケー乗れよって、ああ兄貴って思ってたんですよ。
最初は笑っちゃいました。バイタリティとんでもないな、と。
全然知らないのに、あんなに自信満々で行けるのか、と。
なんとかなるさ、と思っていて、本当になんとかしてしまうんです。
フィリピンにいると、自分の頭の中にある、こうしなきゃいけないああしなきゃいけない、と思い込んでいたものが、ゆっくり溶けていく気がします。
フィリピンには樹海はないぜ
フィリピンのジムでたまたま出会い、意気投合したマイクという友達がいます。

彼は日本のアニメが大好きで、日本にも詳しい。
日本の女の子と結婚することが夢だといつも言っています。笑
彼とご飯に行った時に彼が言っていたことがあります。
「日本に行ったらフジさんに行きたい!あと、じゅ、ジュカイ!」
「ジュカイ is suicide forest, right?」
なんで、そんなことまで知ってるんやマイク。
続けて彼はこう言いました。
「フィリピン人はお金もないけど、フィリピンにはジュカイはないぜ!」
「毎日をどう楽しくなるか考えて毎日生きてる!給料はクソ安いけど、仕事もどうしたら楽しくなるか考えてると楽しくなるぜ!」
と笑いながら言うんです。日本は不思議だなと。
その時、思いました。強いなあ、マイクって。
バイクのおっちゃんもそうですけど、人間として大事な基礎人間力みたいなものがすごい。
視点が未来ではなく現在によっているというか。
未来のためではなく、今のために生きている。
そんな感じがするんです。
僕と日本と時々フィリピン
いろいろな国に旅行に行ったことはあったんですけど、実際に何ヶ月か住んで生活したのはフィリピンが初めてでした。
住んで、知れたから、フィリピンを好きになったのかもしれません。
フィリピンを知ることで、日本での当たり前が当たり前じゃなくなりました。
日本の良い部分、ここはちょっとあんまり好きじゃないなという部分が、日本を外から見ることで、初めて気づけた。
日本の他に、もう一つ居場所ができた。自分が生きていける場所が一つ増えた。そんな感覚。
生きやすくなった。
周りや人を変えることは難しい。でも、自分がそれをどう捉えるのか、ということは自分で決められること。
自分の頭で考えて生きること。
そのきっかけをくれたのが僕にとってはたまたまフィリピンでした。
フィリピンのコンビニでレジの前に列ができていて、店員が4人ぐらいいるのに、一つしかレジが開いてない時は何してんだよって思う時もあります。
でも、店員も、待っているお客さんも笑っている。
そんなもんかと、僕もつられて笑ってしまう。

この世の中に、絶対と言い切れることなんて多分ないんだと。
そんなことを教えてくれた気がしますフィリピン。
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