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菓子折りを持ち帰り「信用」をすべて失った話

こんにちは編集部ハセガワ(@bunjirohase)です。

この記事はアカデミー生、木下健(@kinopy666)の個人のブログからの抜粋です。
読んだとき、亀山会長が言っていた「人を見る基準は、金を盗まないかどうか」という言葉を思い出していました。

なるほど「信用」とはこういうものか。
笑えるようで笑えないようなノンフィクションです。


 

些細なことで信用というものは、簡単になくなる。
今日の夕方ごろ、こんな連絡が届いた。

昨日、アカデミーのメンバーと一緒に他の事業部のイベントを1日手伝ったところ、
その事業部の方がお手伝いのお礼にと、そのイベントで余った菓子折りをくれたのだ。
その時は、単純に「おお!ありがたいことだ。」と思った。

菓子折りをいただいたメンバー(勝春)が19時ごろ取りに来てね〜というメッセージをグループに送ると、会話はそれで終わり自分はそれを見て仕事に戻った。

そして仕事が終わり、そろそろ帰ろうかと思った時にはもう19時を過ぎていた。
帰り際、あ、そういえば、と、菓子折りのことを思い出し、

勝春のところにちょっと寄ると、他のメンバーはいなかった。
箱の中を覗いてみると、千疋屋という文字が書いてあった。
おお千疋屋じゃん!と、心が小躍りしたことは否定できない。

しかし、その時の自分にこっそり持って帰ろうといった気持ちはなかった。だが、今だからわかる。その感覚がないのがやばいのだ。

その日はサッカー日本代表の試合があったこともあり、僕は早く家に帰りたかった。
みんなはいない。そっか。じゃあ一袋持って帰っても良いか。そう思ってしまった。

その10分後電車に乗っている時メンバーからメッセージが届いた。
「お腹すいた。」
「チョコもらえるってマジ?!」
勝春「タケルが半分持って帰った、、」
皆「?!?!?!」

最初はみんなが冗談で言っているのかと思った。だがどうやら、みんなは怒っているらしい。
そのことに気づき、僕は謝った。明日お菓子を持っていくと、ごめんなさいと。

「信用を無くすってこういうことだよ」
「明日持ってきたところでアウト」

そうなのだ。
一度起きたことをなかったことにはできない。
その出来事が悪い印象のものであればあるほど、人はそのことを忘れない。

人は変われる、というがそれは嘘だ。
人は変われない。いや、変わらない。

思い返せば小さい頃からそうだった。
グラウンドでサッカーボールを蹴れば、それがタイヤに跳ね返って、女の子の顔に当たって泣かせてしまう。
ブーメランを投げれば、それがあらぬ方向に曲がり、車に傷をつける。
家族旅行では、反対方向の電車に乗り、飛行機に乗り遅れ、母親を泣かせる。

ちょっと考えれば防げたことなのに、想像力が足らなくて、僕は容易に人を傷つける。

菓子折りは僕に教えてくれた。お前はこういう人間なんだと。
ありがとう菓子折り。ありがとう怒ってくれたメンバー。

今回の件に関して、僕は反省したが、半年もすれば忘れる。いや1ヶ月で忘れているかもしれない。
万引きをしたやつはまた万引きをするし、詐欺師はまた詐欺をする。
悲しいけどそういうことなんだと思う。

一度起きてしまったことはまた起きる。
必ず起きると言わないまでもまた起きる可能性がある。

菓子折りが教えてくれた。
僕はまたふとした拍子に、ふとした行動で、信用を失うのだろう。

じゃあどうするべきか。

小学生の僕は、周りの人を怒らせるたびに泣きながら言っていた。
「ごめんなさい。もうやりません。」
でももうこの言葉は言わないようにしようと思う。
その時は本気で思っていたとしてもまたやるから。
これはその場しのぎの言葉にしかならないから。

許す許さないの問題ではないのだ。

この菓子折りを持って行って返したところで、もうみんなで美味しく食べることはできない。

僕は菓子折りを持ち帰りがちな人として生きていくしかない。

それならば、悪い癖が出てしまっても、何とか許してもらえるように、毎日人と関わる中で相手のことを大事にする。

僕は毎日を積み重ねて、またやったかと。でもあいつがやったのなら、しょうがないかと笑いながら言われるように生きていたい。

今回の件で、まだ僕はそこまでちゃんと生きれてなかったということがわかった。

千疋屋のおしゃれすぎる味がするフルーツを食べながら思った。

ダメなとこもある。それも含めて愛してください。

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4 comments on “菓子折りを持ち帰り「信用」をすべて失った話

  1. 卑しいな…こんな人普通に引く
    許してもらおうとか甘すぎ

    • kinoshita-takeru

      菓子折りを持ち帰りがちな男として、生きていくしかないのです。。

      • 過去の事実は消せないけれど、人は自分自身が気が付いて変わろうと努力すれば変われます。頑張ってください。

        • kinoshita-takeru

          コメントありがとうございます。
          自分自身に気づき、誰よりも自分を愛せる人間になりたいものです。

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